【報告】新しい会派を結成いたしました

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新年度最初のブログは、私事になりますが新会派結成の報告です。

私加藤陽子は、令和6年4月1日から『江東区議会維新・国民・共生会クラブ』に入りました。

今回は、その経緯をご報告させていただきます。

 

小さなジレンマ

江東区は、令和6年度に新規事業99件、拡充事業78件、見直し事業19件がありました。

それらが、2月に案として出され、膨大な資料を読み解きながら一つひとつを理解したのですが、分からない部分は行政に質問します。

すると、担当所管の課長が議員控室に説明に来てくださり、丁寧に説明してもらえるのですが、これ…忙しい中私一人でお聴きするのは、とても申し訳ない気持ちになるのです。

1期生の私なんかは、膨大な事業に対して過去の予算の流れや会議録を読みながら、各事業が創設(拡充/縮小)された経過を調べるのですが、これが、とんでもなく時間と手間がかかります(調べてもわからないこともたくさんある)。

議員は現在42人。

この議員の質問に一つ一つ丁寧に答えていたら、行政としての仕事が滞り、結果、区民の利益には繋がらないのではないかという想いがありました。

また、忙しい合間をぬって説明に来てくださる課長の状況を考えると、予算質問をする事業以外はなかなかしにくい状況ではあります。

でも、そうすると分からないことが分からないままになり、予算が妥当かどうかしっかりと検証することができないわけで。

 

このブログには何度も書いていますが、私は多様化が進んだこの時代だからこそ、これからの議会は政党ではなく政策で議論できる環境が必要だと考えています。

そのため、勉強会を企画して、全会派に一緒に勉強することを広くアナウンスし、定期的に勉強会を行おうとも考えたのですが、毎回、勉強会のアナウンスを全議員さんに行うのは現実的ではないわけで。

 

この状況に対して、同じひとり会派仲間の二瓶議員に相談したところ、

『そうだよね。議員は区民と区政の架け橋を担うから、区民の声を聴くことも大切だけど、同時に、行政の想いや事業の背景を理解して区民に伝えることも大切なんだよね。そういう意味でも、本当は担当所管の課長に講師をお願いして、各所管の事業や感じている課題を学ぶ場を持ちつつ、こちらも区民の声を伝えられるような場が必要なんだよね』

という言葉を受けました。

まさに、区民と行政の橋渡し(相互理解)という私が考えているスタイルであり、これをどうやって実現していったらよいか考えていましたが、3月下旬に二瓶議員より『新しい会派を結成しよう』と声をかけていただきました。

そして、議員一期生で同じ立ち位置の維新の方々と話をし、急遽来年度から『区民や行政と対話を重ねながら政策を提言できる会派』を目指し、『江東区議会維新・国民・共生クラブ』を結成しました。

その後、4月3日に幹事長会にて他会派に報告承認を受けました。

 

新たな気づき

実は、新たに会派を結成することで『数合わせなんじゃないの?』と言われたことがあります。

最初に書いてしまうと、そのようなことは全く考えておらず、会派メンバーの想いは『行政から区政の現状を学び、その中で区民の声を伝えながら想いをすり合わせ、政策提言すること』です。

そのため、月に2回程度、テーマを決めた上で所管課長に講師をお願いし、学びの機会を持つことが決まっています。

このブログでも報告をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

会派結成までに何度かメンバーで話をしましたが、それぞれ見ている景色が違うため私では気づかない視点の意見を聴くことができ学びになります。

持っている強みをシェアし合い、共に学ぶことでその後の意見交換に期待しかありません。

落ち着くまでは少し時間がかかると思いますが、仲間を信頼して共に学び江東区をさらに住みやすいまちになるよう政策提言できる会派となれるよう頑張ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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