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今日は、午前中に幹事長会があったのですが幹事長代理として参加したり、報告書を作ったり、高齢者介護職能団体と行政の意見のすり合わせをしていました。
その後は、相変わらず予算審査特別委員会の準備・・・と言いたいことろですが、昨夜魚豊さんのことを取り上げてから改めて(徹夜して)漫画とアニメを読み返したりと変な感覚になっているため、今日は引き続き推し活をすることにしました(このテンションで仕事をするのは危険)。
今回は、ただただ漫画とアニメ『チ。』に対する自己解釈コメントだけというオタク全開な内容となるため、興味のある方のみお読みいただけたら幸いです。
では、行ってみよー☆
※今回は、ぜひ青地のリンクもチェックいただけると幸いです。
【前段:チ。ー地球の運動についてー】
改めてになりますが、『チ。-地球の運動について-』は、『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)2020年から2022年まで連載された作品です。
2024年10月から2025年3月までNHK総合にてテレビアニメが放送され、同年4月からはNHKEテレでも放送されています。
漫画は2025年2月時点で、単行本全8巻の累計発行部数は500万部を突破しています。
私も、押し漫画は布教活動用に全巻購入しているのですが、ちょくちょく借りパクされてしまうため全巻買いなおすことがあり、この『チ。』も同様です。
直近で購入した際は、帯に『累計5500000部突破‼‼‼!』と書いてありました。
ちなみに、公式アニメ「チ。ー地球の運動についてー」はホームページがありますので、ぜひご覧ください。
あ、余談ですが、私は魚豊さんの漫画が素晴らしいのはもちろんですが、この漫画の良さを最大限表現したアニメ制作会社『マッドハウス』、そして、オープニング曲を担ったサカナクションさんの『怪獣』の影響は、かなり大きいと思っています。
いや本当に、マッドハウスの、原作を愛していることが伝わる画力と表現力は本当に素晴らしいので、この作品に限らず、興味のある方はチェックしていただきたいです。
同時に、サカナクションの歌詞とリズムは本当に奇跡としか言いようがないくらい漫画(アニメ)にはまっているため、歌詞を見ながら100回くらい聴いてください(なんならカラオケで歌ってください)♪
ちなみに、ご本人公認(?)の『怪獣の替え歌』もありますので、日々に疲れている方がおられましたらご視聴くださいませ。
・・・なんて、この辺りは後ほど時間があったら書きますが、とにもかくにも、漫画とアニメと主題歌の3つの歯車が合ったことで、この『チ。ー地球の運動ー』の人気は大爆発したと思います。
※アニメに興味のある方はAmazonプライムに加入していれば『primevideo』で観ることができます。
【チ。ー地球の運動についてーの内容】
『チ。』について書くにあたり、まずは魚豊さん本人のインタビューから掲載させてください。
◆なぜ「地動説」だったのか(核心)
→魚豊さんが繰り返し語っているポイントを一言でまとめると、地動説は「正しさの問題」ではなく、人が“それを信じてしまった結果、どう生きたか”を描ける題材だったという点にあります。
地動説そのものは、現代の私たちにとっては「正しい/間違っている」を議論する対象ではありません。
すでに正しさが確定した知識です。
にもかかわらず、中世では、信じれば命を失う、疑えば共同体から排除される、沈黙すれば自分を裏切るという、生き方そのものを賭ける選択でした。
魚豊さんはここに、「人は、正しいかどうか分からないものに、どこまで人生を差し出せるのか」という問いを見ています。
・・・という前置きの上、ストーリーと解説についてはchatGPTに頼り要約してもらいました。
あ、どうでもよいのですが、私はchatGPTに突っ込みとダメ出しを良くしますが、今回は6回目でやっと及第点の回答を得ることができました。
『チ。―地球の運動について―』は、15世紀ヨーロッパを思わせる架空世界を舞台に、地動説という当時は異端とされた思想をめぐる人々の生を描いた漫画である。物語は4つの章に分かれ、特定の英雄ではなく、時代ごとに異なる人物が「世界はどう成り立っているのか」という問いを引き継いでいく構造を持つ。
本作の特徴は、史実の再現や知識の正確さを目的とせず、「正しさが確定していない状況で、人は何を信じ、どこまで行動できるのか」という態度そのものを描いている点にある。宗教的権威や社会的圧力のもとで、真理を追究することは命の危険を伴う。それでも人は問いを手放さず、たとえ自らが歴史に名を残さなくとも、次の誰かに思考を託す。
C教やP国といった架空設定は、特定の宗教や国家を批判するためではなく、こうした構造が過去だけでなく現代にも繰り返されていることを示すための装置である。第4章で実在の人物を想起させるアルベルトが登場するのは、無名の人々の思索が、やがて「歴史」や「学問」として回収される瞬間を描くためであり、本作が英雄譚ではなく、思想が成立するまでの過程を描いた物語であることを象徴している。
『チ。』は、真理の勝利を描く作品ではない。むしろ、正しさが保証されない世界においても問い続けること、その姿勢自体に意味があるのだと、静かに読者へ問いかける作品である。
終盤にアルベルトという人物が出てくるのですが、彼は現実で地動説を唱えたニコラウス・コペルニクスの師の一人であるアルベルト・ブルゼフスキと言われており、彼だけは実在する人物となっています。
この漫画が面白いのは、『地動説』とは書かずに『地球の運動』と表現する部分、実在する人物はアルベルト一人だけれど彼自身は直接地動説にかかわっていない点です(コペルニクスではなくアルベルトを取り上げる点)。
そして何よりも秀逸なのが、タイトル。
魚豊さん自身、この漫画のタイトルについてはMANTANWEBで、『大地(地=地球)の「チ」、血の「チ」、知性(知識)の「チ」が渾然一体となった作品にしたかった』と語っています。
また、句点「。」には句点として好きなことに加えて、 地球そのものの形のメタファー(丸)であり、「停止していたものが動き出す」という意味も込めたと説明しています。
これらのことから、この漫画は、単なる英雄談としてではなく思想が成立するまでの過程に重きを置いた漫画だと私は感じました(そしてchatGPTにダメだしするという・・・)。
その上で、公式HPからアニメ版(全24回)から、第1章(第1~3話)のあらすじを抜粋しますね。
【第1話】舞台は15世紀のヨーロッパ某国。飛び級で大学への進学を認められた神童・ラファウ。彼は周囲の期待に応え、当時最も重要とされていた神学を専攻すると宣言。が、以前から熱心に打ち込んでいる天文への情熱は捨てられずにいた。
ある日、彼はフベルトという謎めいた学者と出会う。異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたというフベルト。彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった――【第2話】フベルトの提唱した「地動説」は少年ラファウに大きな衝撃を与える。その考えが教会に対する異端思想であると頭では理解しつつも、知的探究心は抑えられない。そんな折、フベルトは傭兵上がりの異端審問官・ノヴァクに捕らえられ、あえなく処刑されてしまう。彼が死の間際にラファウに託したのは、天体を模したペンダントだった。ラファウはそれに秘められたメッセージを読み取り――。
【第3話】処刑されたフベルトの異端思想――「地動説」をラファウが受け継いだと察知したノヴァクは、義父のポトツキに揺さぶりをかける。ポトツキもまたかつて地動説に魅了され、捕縛された過去を持つ異端者だった。ポトツキの裏切りにより捕縛されるラファウ。「地動説を捨てれば全て赦される」――裁判所で選択を迫られたラファウは、信じられない行動を取る。
第2章となる第4話は、3話までの出来事から10年後の話から始まり、さらに第3章は2部の出来事から25年後、最終となる第4章は『1468年、ポーランド王国都市部』と時代と地名を明確にして始まります。
このように、作品は時代を超えてキャストも変わりながら物語が展開していきます。
この展開が本当に面白く、魚豊さんは天才だと感じています。
【漫画の注目した部分について(完全個人目線)】
これ・・・ここで書こうと思ったのですが、熱が入りすぎ(この節だけで3,000文字を超えてしまっ)たため、また、ネタバレになってしまうため、別の機会に書くことにしました。
項目としては残しておきますので、いつか(次回と言い切れないあたりが適当)漫画の好きなシーンについて語りだすことがあったら、『あぁ、あの時書こうとした内容ね』と、生暖かく見守っていただきたいと思います。
ただ、何も書かないのも変なので、魚豊さんのインタビューから見えるものについて書きますね。
魚豊さんが地動説を選んだ理由は、それが現代のあらゆる「対立構造」の原型だからです。
たとえば、科学的には正しいが社会が受け入れないもの、データはあるが感情が拒否するもの、多数派が信じていないために排除される意見、などなど。
地動説は、「後から見れば正しいが、その時代では狂気に見えるもの」の代表例。
だからこそ魚豊さんは、「地動説を信じた人たち」を描いたのではなく「信じてしまった人たちの人生」を描いたと言える構成にしているのがわかります。
魚豊さんの関心は、正しさを証明した人ではなく、正しさが証明される前に消えていった人にありますね。
つまり、歴史を動かしたのは英雄ではなく、名を残さなかった無数の「途中で倒れた人」だったという視点が秀逸だと思うし、。第1〜3章の主人公たちが「失敗し、死に、忘れられる」構造につながります。
そして『チ。』全体を通して伝えたいのは、正しさは、いつも後から決まるけど、生き方は“今”選ばなければならないという感覚です。
ここに心酔して、私は惹き込まれてしまいました☆
本当に、素晴らしい漫画なんです!
あぁ、漫画の細かい分析を書きたいけど、字数がとんでもないことになる事故と葛藤しています・・・(一度でよいから思う存分書きたい!)。
【アニメ化について】
先ほどもリンクを貼りましたが、『チ』のアニメ制作を手掛けているのは、マッドハウスさんです。
この会社は1972年設立の日本の老舗アニメーション制作会社で、虫プロダクション出身のスタッフたちによって設立され50年以上にわたり独自の作画・演出スタイルを持つスタジオとして活動してきました。
アクション、心理劇、SF、青春劇、ファンタジーなど幅広いジャンルで作品を制作しており、高い作画品質と演出力で評価されていることはもちろん、原作再現度の高さと独自演出力が評価されています。
特に海外アニメファンの間でも、作品の映像美・世界観の濃密さが評価され、海外受賞やファン投票でも上位に入ることがあり、海外でも認知されるスタジオとなっています(詳しい作品歴を知りたい方はこちらをご覧ください)。
・・・という一般的な評価を踏まえ、今回、『チ。』の作品についてのコメントですが、素晴らしいと感じた部分について書きますね(個人的見解です)。
一番は何といっても星空描写の美しさ、続いて原作の意図を補完できる間の取り方、影の使い方が秀逸でした!
全体的に暗い画面が多く、スマホで視聴する際は目を細めたりしながら観ることもありましたが、とにもかくにも星空と間の取り方、影の使い方はとてもとても素晴らしいので、10回くらい視聴することをお勧めします(ちなみに、漫画は50回くらい読むことをお勧めします)。
そして、声優さんがこれまた良い!
全キャストと声優さんのイメージに違和感のない作品に出会えたのは数年ぶりです♪
ノヴァク役の津田健次郎さんは安定のハマり具合でしたが、私が一番推しているバデーに役を中村悠一さんが担っているのはとても嬉しかったです(中村さんは大人気アニメ呪術廻戦で五条悟役を担った経歴を持つベテランさんですが、この公式で初めてお顔を拝見しました)。
余談ですが、漫画では第2章で起きた伏線を第4章で回収する際、漫画では『こういうことなんだろうな』という予測解釈だったものが、アニメでは声優さんで確信に変わったりと、アニメを観ることで漫画では読み解けなかった部分の理解を深めることができ、とても嬉しかったです。
お時間のある方もない方も、ぜひ一度はご視聴くださいませ。
【最後に】
本当は、ここに続けて主題歌についてなども書きたかったのですが、文字数がすでに5000を超えており、時間も遅くなったためここで一度終了します(漫画の注目部分を改めて書くときに必ず取り上げる予定!)。
いずれにしても、時代の過渡期である今だからこそ、さまざまなセリフが胸に刺さり考えるきっかけをくれる『チ。』
もしご覧になった方がおられましたら、5時間くらい談話しましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございました。

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