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あっという間の一年間でしたが、皆さまにとって令和5年度はどんな一年だったでしょうか?_
今日は、来年度力を入れて取り組むことについて書きます。
ひとりで頑張らない地域づくり
これは、私が出馬する際に公約として掲げた言葉です。
平均世帯員数が1.86人と低下の一途を辿りおひとり様が増えている江東区だからこそ、生活に安全安心を実感するには『ひとりで生活していても不安にならない環境』をつくることが何よりも重要だと考えています。
そして、それは行政しかできないことであり、だからこそ、議員に当選させていただいた限りは仕組みづくりに全力で取り組むことを決意しました。
とはいえ、こういう提案はひとりで唱えても叶うものではないため、議員1年目は、議会お作法を覚えたり行政職員や議員さんの価値観や言語を知るために、できるだけ議会控室にいながらたくさんの方と話をする機会を持つよう努めました。
そして、1年経った今、一通りの流れ(お作法)や議員の方々や会派のスタイルなど知ることができました。
そのため、来年度からエンパワメントを心がけながら全力で取り組む所存です☆
具体的なイメージはこれ!
以前にも書いたことがありますが、私が描いている『おひとり様でも安心して生活できる仕組み』は、このようなイメージです。
私自身、年齢を重ねる中で実感していますが、おひとり様の一番の不安は『緊急時の対応』と言われています。
これに関しては、現在江東区は高齢者事業に『あんしん情報キット』という非常に優れた仕組みがあるため、これをすべての単身世帯(及びひとり親)に対象者を拡大することを提案していきます。
あんしん情報キットとは、江東区と消防署がタッグを組んで取り組んでいる事業であり、具体的には下記のようなものです。
これがあれば、救急車を呼んだあと鍵を開けておけば、救急隊が到着した時にあらかじめ記載した情報に基づいて救急隊員が対応してくれるため、万が一の際にも大きな安心感に繋がると考えています。
同時に、40代後半から50代の方が多い江東区では、終活準備についても整備が必要と考えています。
とはいえ、終活準備といっても具体的に何をどのように準備したら良いかわからないという方も多いと思います。
私のイメージしている行政が支援する終活準備は、日本で一番最初に取り組んだ横須賀市の事業ですが、豊島区も取り組んでいるためパンフレットを添付します。
万が一に備え、元気なうちに終末期の準備をしておき、その情報を行政に登録することで、大きな安心感を得ることができるのではないでしょうか。
また、江東区ならではで提案したいのが、『あんしん情報キットと就活情報』を紐づけることができれば、ご本人はもちろん、医療機関を始め居住先や関係者にとっても安心を得ることができると考えています(この紐づけは安心情報キットの一番下に『終活登録をしている』というチェックボックスを入れるだけで簡単に出来ます)。
このように、あるものをうまく横展開したり他区の良い事業を取り入れながら、おひとり様でも安心して江東区で生活できる環境をつくる。
これは、今の時代とても必要な事業だと考えており、この具現化に向けて来年度は自分のあり方を考えています(はっきり決まりましたらご報告いたします)。
ちなみに、地域振興課にアプローチをしようと思った理由は、町会自治会や地域活動など地域のつながりづくりを担っている所管だからで、次回の『孤独・孤立対策』にも繋がります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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