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今月17日から議会が始まりましたが、9月24日に補正予算審査がありましたので、ご報告です。
【今回の補正予算概要】
今回は、当初予算編成後の社会経済情勢や区民ニーズを踏まえて編成されています。
「一般会計」の補正額は126億9,300万円の増で、補正後の予算額は2,943億1,200万円、補正前に比べ4.5%の増となりました。
概要を1枚の紙にまとめたものが区のホームページに挙がっています。

今回は、「社会経済状況と区民のニーズ」とありましたが、私は質問の機会をいただいたため、下記質問を行いました。
① 区民スポーツ普及振興事業
② 重症心身障害児(者)在宅レスパイト支援事業
③障害児(者)通所支援施設管理運営事業
①については、トップスポーツチームに対する広報や応援活動が、区民のスポーツ普及啓発にどのように役立つのかについて質問を組み立てました。
②については、障がい児(者)や保護者の方々と事業所の三方よしを描けるかの部分に重点を置いて質問を組み立てました。
③については、事業所運営の引き継ぐについて、利用されているご利用者やご家族はもちろんのこと、事業者にも十分配慮しながら、円滑な引継ぎを行うため行政は尽力していただきたいという想いで質問を組み立てました。
いずれにしても、全部で17分という短い時間ではありましたが、各所管の課長が真摯に対応していただいたおかげで、要望の意図をくみ取っていただいた上で質疑を行うことができました。
関係所管の課長には感謝の気持でいっぱいです。
また、文字数は多くなりますが、質疑の詳細については下記をお読みください。
【質疑詳細:文字起こし】
まず、「区民スポーツ普及振興事業」についてお聞きします。
今回は「ホームタウン移転の周知・啓発」に164万3千円を計上していますが、なぜアルバルク東京だけ移転の周知啓発を行うのか、理由を教えてください。
これまで、トップスポーツチームの相互連携協定を締結した各団体には、本区の様々な事業において、イベントの出店や、マスコットキャラクター、選手によるPRなどにご協力いただいてきたところです。
連携協定は、区とトップスポーツチームが相互に応援することを定めておりますので、本区も積極的にトップスポーツチームの応援について検討するため、庁内に副区長を委員長としたトップスポーツチーム連携推進委員会を設立したところです。そのような中で、アルバルクを中心としたトップスポーツチームの応援のため補正予算を提案させていただきました。
引き続き、今後は、協定を締結しているすべてのトップスポーツをさらに応援していくことを検討してます。
ありがとうございます。
続いて、本事業の目的は『連携協定団体の活動を広く周知し、スポーツの普及振興を図る』とありますが、スポーツの普及振興を図った結果、期待する効果を教えてください。
本区が令和7年3月に策定した第3期江東区スポーツ推進計画では、スポーツに関して「機会の創出」「環境の工夫」「みる楽しさの発信」を基本に掲げています。
そのため、トップスポーツチームの活動を広く周知し、国内最高峰の試合を観戦する楽しさを区民に味わってもらうことを期待しております。
横断幕の設置やデジタルサイネージ設置により、区民の方々にトップチームの周知を図ることは効果があると思いますが、それだけで区民の「スポーツをしよう」という行動に繋がるとは考えにくいと感じます。
むしろ、地域イベントなどで共に活動したり、学校で体験機会を設けたりと、日常生活の中で選手と交流機会を持つなど、人とひとの交流を通じてスポーツの魅力を伝えていくということも必要だと感じておりますが、区の見解を伺います。
ご指摘のとおり、ホームタウンとして活動する中で、トップアスリートを身近に感じてもらう機会があることが、スポーツをしようとする大きな契機になると認識しております。
これまでも、東京ユナイテッドバスケットボールクラブによる深川八幡祭への参加、清水ブルーシャークスによる江東湾岸まつりへの参加、また、各チームによるバスケットボールやラグビー教室などを通じ、区民と交流を深めていただいております。
今後も、トップアスリートとしての練習環境の確保に配慮しながら、これまで以上に区民の方々と交流機会を持っていただけるよういただけるよう各トップスポーツチームに積極的に働きかけてまいります。
本区は長期計画でも『スポーツを通した区民の健康づくりの促進などを積極的に進めています』と記載されており、本区と連携協力を結んでいるトップスポーツチームの周知を図るということは賛同いたしますが、同時に、こどもや区民の方々が日常生活の中で身体を動かし運動できる仕組みづくりにも目を向けていただくことを要望します。
また、今回は4つのトップスポーツチームの支援協力を強化とありますが、いずれの団体も支援状況が偏らないよう配慮すると同時に、広報だけでなく、トップスポーツチームの方々が区内の活動やイベントに参加するなど、地域や区民との交流の架け橋になるよう進めていただくことを要望して、質問を終わります。
続いて、『重症心身障害児(者)在宅レスパイト支援事業』についてお聞きします。
今回の事業の目的と経過や現在の事業登録者数と実利用者数については、他の委員からすでに質問があったため割愛いたします。
まず、現在事業を利用されておられる方々の満足度や課題などを教えてください。
本年5月に行いました医療的ケアが必要なお子さまとその家族に対するアンケート結果によりますと、「在宅レスパイトを利用するうえで困っていること」についての問いに対し、半数以上の方から「特にない」との回答をいただいており、一定程度満足頂いていると認識しております。
課題といたしましたは、今回の補正予算で上程させていただいている内容となりますが、「利用時間が足りない」といったご意見や、「希望する時間帯に利用できない」といったご意見をいただいております。
続いて、受け皿である訪問看護の状況についてお聞きします。
医療・介護・保育などは人手不足と言われていますが、事業で派遣時間を拡充す ることで、訪問看護師が不足してしまう状況は起きないかを懸念しています。
担い手の人員確保という視点で、訪問看護事業所へのフォローなど対応について考えていることがありましたら教えてください。
ご質問の訪問看護師の不足につきましては、高齢化が進む状況においては全国的な課題であり、訪問看護が不足を解消することは難しい問題ではありますが、事業所によっては、隙間時間に働きたい看護師を登録・雇用することで、看護師の多様な働き方を支援し、潜在看護師の掘り起こしを行っている事業所があり、本区の利用者に対しても看護師を派遣いただいていることも伺っており、また、先ほど申し上げたアンケート結果にもありますとおり、半数以上の方から困っていることは「特にない」とのご回答をいただいているところですので、今後の状況について引き続き注視してまいります。
次に、訪問看護事業所へのフォローにつきましては、利用時間上限の引き上げには、訪問看護事業所に協力いただくことは不可欠となりますので、上限時間の変更が決まった際には、その旨通知する際に、改めて、本事業への協力をお願いするとともに、医療的ケア児支援連携会議の場などでご意見や訪問看護事業所を取り巻く環境について伺い必要な対応を図るなど、丁寧な対応に努めてまいります。
本事業は、都の要綱改正に伴い拡充した事業ですが、障害のある方やその家族が、住み慣れた地域で安心して生活できる環境をより強化する姿勢を高く評価しております。
その上で、看護師等を利用する利用者やご家族はもちろん、支援を提供する 現場看護師を始め事業者のサポートも行いながら事業を進めていただき、三方よしの環境づくりに努めていただくことを要望し、この質問を終わります。
最後に、『障害児(者)通所支援施設管理運営事業』についてお聞きします。
今回、東砂福祉園の引継業務委託料として2,259万円を計上されておりますが、この予算額の内訳についてお伺いします。
東砂福祉園の業務引継ぎの内訳でございますが、人件費として1,954万円、事務費・事業費として305万円を見込んで予算計上しております。
人件費は引継ぎ職員の人件費にかかるもので、事務費・事業費は光熱水費のほか、消耗品費、通信費、パソコンや各種ソフトの賃借料などとなっております。
4月より新法人にて安定的に業務を遂行していただくためには、業務引継ぎをしっかりと行っていただく必要がありますが、どのような人員体制で引継ぎを行う想定でいるのか伺います。
引継ぎの人員体制については、今後、選定法人と具体的な脅威を行ってまいりますが、法人からは、10月あるいは11月に開設準備室を立ち上げ管理者を配置する他、12月より、事務主任を始め、相談支援専門員、支援員、看護師などの専門職を順次配置し、それぞれの職務において業務引継ぎを行っていくとの提案をいただいております。
区においても、確実に引継ぎが行える人員体制が組めるよう、選定法人と調整を図ってまいります。
選定法人が過度な負担なく確実に引継ぎが行えるよう、サポートをお願いいたします。
次に、職員確保の観点からお伺いしますが、障害福祉サービス事業所においては人材不足が課題にあるかと思います。
また、東砂福祉園において、引き続き安定したサービスを提供するためには、ノウハウを持つ職員の配置も必要と考えます。
その点について、区はどのように考えるか伺います。
職員確保とノウハウのある職員の配置についてですが、4月から新たな法人が運営を開始するにあたり、その職員体制は、区としても重要なポイントであると考えております。
区では、選定法人に対して安定的な運営に向けた職員確保と職員配置について求めているところであり、法人からも職員確保に全力を尽くすとともに、東砂福祉園の運営にあたっては、業務経験を有する職員をバランスよく配置すると聞いております。
今後、区としても、特に職員体制については十分配慮しながら、選定法人との調整を図ってまいります。
次に、利用者やご家族への対応についてお聞きします。
東砂福祉園の現在の利用人数を伺います。
また、中には法人が変わることが不安になっている方もおられるかもしれません。
利用者の方々が引き続き安心して通所できるよう利用者や保護者の方との信頼関係の構築が不可欠と考えますが、区の見解を伺います。
東砂福祉園の利用者ですが、定員38名のところ、8月末現在で34名となっております。
利用者や保護者の方との信頼関係の構築についてですが、区としても施設を運営するにあたって最も重要なことは、利用者や保護者の方が施設を信頼し、安心して利用できることだと考えております。
そのためには、現行法人から選定法人の引継ぎにおいては、現在通われている方々の特性や、一人ひとりに合った個別の支援方法などが適切に引き継がれることはもちろんのこと、その経過などを利用者やご家族に対し、タイムリーに報告することが安心につながり、結果的に信頼につながるものと考えています。
そのためにも、引継ぎ期間における取組は大変重要であると認識しており、現行法人、選定法人、そして区がともに連携しながら、利用者の方、そしてご家族の方が引き続き安心して施設をご利用いただけるよう取り組んでまいります。
東砂福祉園に対する指定管理者変更は致し方ないことですが、現在利用されているご利用者やその家族が混乱しないよう、そして、現に東砂福祉園で働いている職員やこれから事業運営を担う職員が気持ちよく引継ぎを行えるよう、伴走型サポートの姿勢で所管は対応していただくことを要望し、質問を終わります。
これから報告する決算などについてもそうですが、予算や決算の審議について、私はとてもとても時間をかけて行政職員の方々と擦り合わせを行います。
いつかその理由も書けたら良いなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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