【呟き】今一度考えてみる☆

本日の要約

結論:教育勅語をそのまま復活させるのではなく、そこに含まれる『修身』『公共心』『おたがいさま』の精神を、現代的に学び直す意義があります。

理由:個人主義が強まる中で、社会の中で自分がどう貢献するか、他者とどう支え合うかを考える教育が弱くなっていると感じるからです。

何をするか:今回は、教育勅語の背景と12の徳目を整理し、現代の教育や社会にどう活かせるかを考えます。

ブログへの訪問をありがとうございます!

今日は珍しく登庁せずに自宅で勉強していました。

知らないことを知るというのは何よりの贅沢です。

 

さて、先日、今の政府が行っている少子化対策について話をしました。

私は少子化対策を実践するなら、20代の減税と法人税増加がベストな気がしており、環境については高校無償化よりも高卒でもしっかり給与が稼げる環境づくり(高卒採用かつ育成をちゃんとする企業に補助金を出す)にした方が将来性を考えたときは良いと考えています。

教育については、教育勅語そのものをそのまま戻すというより、そこに含まれる修身や公共心の考え方を、現代的に学び直すことには意味があるのではないかと考えています。

そんなわけで、今日は、なぜ私が教育勅語に含まれる修身や公共心の考え方に注目しているのかを書いてみます。

では、行ってみよー☆

※今回は呟きなため、興味のある方のみご一読いただけたら幸いです。

 

【教育に関する違和感】

私は1997年から高齢者介護に携わっており、今も、地域活動を通じて70代80代の方々と多くかかわる機会を持たせていただいていますが、これはとても貴重な経験だと感じています。

同時に、さまざまな年代の方々と接する中で、私が接してきた範囲では、戦前の教育を受けた世代と戦後の教育を受けた世代では、社会との向き合い方に違いがあるように感じていました。

それは、いわゆる戦前の教育を受けてきた方々は『社会の中で自分はどう貢献するか』のマインドであることに対し、戦後の教育を受けてきた方々(私も含め)は『自分はどう社会の中でうまく生きるか』のマインドが強いということです。

平たく言えば、戦前教育を受けてきた方々には『共同体の中で自分の役割を果たす』意識が強く、戦後教育を受けてきた私たちには『個人としてどう生きるか』を重視する傾向が強いように感じています。

もちろん、現在の教育は教育基本法を土台にしていますが、今一度、戦前の教育を知り、良いところは学びとして得ながら、今の先行き不透明な時代を乗り切ったほうが良いのではないかなと思うわけです。

 

【教育勅語って?~概要~】

そんなわけで、改めて戦前の教育に大きな影響を与えた『教育勅語』について、まずは概要を書きますね。

いわゆる教育勅語と言われているのは、明治天皇によって明治23年(1890年)10月30日に教育方針を示された『教育ニ関スル勅語』のことです。

そして、なぜこのような『教育勅語』が作られたかというと、明治時代に入って西洋の文明が入ってくる中、多くの西洋人が“キリスト教”という統一した理念を持っていることを知り、そういう統一した理念のなかった日本は、日本をまとめるために共通した理念を作り出すことが必要と考え作られたとされています。

つまり、神道にきちんとした教義はないし、仏教も宗派によって考え方が違っていたため、宗教以外で日本国民が同じ方向を向けるよう理念をつくったというわけです。

その後、大東亜戦争で敗戦した後、国会で教育勅語失効が確認され、教育基本法にバトンタッチされました(昭和23年6月19日)。

そんな背景があるためか、なんとなく“教育勅語は悪いものなんじゃないの?”という思いを持っている方もおられるかもしれません。

そうではないよということも含めて、次は、教育勅語の内容について書きますね。

 

【教育勅語って?~内容~】

先に断っておくと、私が教育勅語に注目しているのは、戦前体制をそのまま肯定したいからではありません。

私が重視しているのは、国家を無条件に礼賛することではなく、行き過ぎた個人主義バランスを取るため、個人が社会の中でどう身を修めどう他者と支え合うかという点です。

そこに含まれる修身、公共心、家族や地域への責任といった徳目を、現代社会にどう活かせるかを考えたいからです。

教育勅語については、戦前の国家体制や軍国主義と結びつけて語られることが多く、その歴史的経緯は軽視できません。

ただ、ここではその是非を単純化せず、書かれている徳目の中に、現代にも読み替えられる要素があるのかを見ていきます。

教育勅語は、『忠義と孝行という道徳こそが国体の精華』であるとしており、12項目の徳目で日本をさらに良い国にしていくことを目指したものです。

ちなみに、『忠義と孝行』という言葉は、現代では少し重く聞こえるかもしれません。

私はこれを、国家への無条件の服従というより、家族や地域、社会に対して誠実であること、そして自分の身を修めることとして読み替えられるのではないかと考えています。

では、実際に12の徳目などについて、簡単に書きますね。

ここでは原文の歴史的評価とは切り分けて、現代の生活や地域社会に置き換えるならどう読めるか、という視点で整理します。

 

①父母孝行:あなたを生んでくれ育ててくださった両親に対して感謝し孝行しましょう。

②兄弟ニ友:兄弟姉妹がいるならば、仲良く力を合わせて共に頑張りましょう。

③夫婦相和:夫婦として家庭を持ったならば、仲睦まじく協力し助け合いましょう。

④朋友相信:地域・学校・職場などの友達とは、お互いを信じあいましょう。

⑤恭倹(謙遜):自慢したり驕る(おごる)ことなく控えめな態度で行動しましょう。

⑥博愛:差別なくし、すべての人を広く平等に愛し慈しみましょう。

⑦就学就業:誰にでも取り柄があります。だから自分の能力に応じて学業に励みましょう。また、職業に就いたら、世のため人のために一生懸命働きましょう。

⑧知能啓発:いつも知識を深め経験を積み、創意工夫をしましょう。

⑨徳器成就:人格を磨き道徳性を高めましょう。

⑩公益世務:どんな時も公共の利益を考えて、みんなのために尽くしましょう。

⑪遵法:憲法や法律を尊重し、社会のルールや約束を大切にしましょう。

⑫義勇:もし、暮らしている地域や大切な人たちに危機が訪れたならば、自分にできる範囲で支え合い、守る行動を取りましょう。

いまお伝えしたことを理解して実践に励んでください。

そうすることで、ご先祖様達から連綿と継承されてきた日本国と日本人の良さを、次の世代に紡ぐことができるでしょう。

そして、皇室の祖先たちが守り伝えてきた日本の伝統を、末永く大切にして守りましょう。

 

以上が、教育勅語の内容です。

⑫の部分は、歴史的には軍国主義と結びつけて受け止められてきた面もあると思います。

ただ、現代に読み替えるなら、私は、町会自治会や地域防災にあるような『おたがいさま』の精神として理解できるのではないかと考えています。

 

【所感】

儒学と言えば中国を思い浮かべる人も多いと思いますが、日本では儒学が、武士道や地域共同体の倫理とも結びつきながら、独自に受け止められてきた側面があります。

私が特に大事だと感じるのは、論語でいう『仁』、つまり相手に対する思いやりを、個人の道徳だけでなく、地域や組織の中でどう実践するかという視点です。

その上で、学問をする理由は、単に知識を身に着けることではなく、人間関係において物事に動ぜずに対応できる力を育むことが本質とされていました。

言い換えれば、自らの身をどう修めるかということが本質的な事柄なわけです。

こうした修身を通じて、個人が自分を律し、社会の中で責任を果たす姿勢を育てようとしていた点に、教育勅語の一つの特徴があると感じています。

 

昨今、こどもの自己肯定感が低下しているとか、安易に正解を求めるこどもが増えているとかいろいろ言われていますが、それらを改善したいのであれば、日本で長年受け継がれてきた修身や公共心、そして『おたがいさま』の感覚を、今の時代に合わせて見直すことには意味があるのではないかなと感じています。

利便性の高い社会では勘違いしている方もおられるかもしれませんが、人は一人で生きることはできません。

そして、日本社会の強みの一つは、個人を潰す同調圧力ではなく、困ったときに支え合える『集団力』にあると思っています。

この集団力を『同調圧力』なんてものにするのではなく今の時代にアレンジして『おたがいさま』という表現で実行していけば、先行き不透明な時代でも、地域や社会の中で支え合いながら、困難を乗り切れる人が増えるのではないかなと私は思います。

大切なのは、教育勅語をそのまま戻すことではなく、現代の価値観に照らしながら、受け継ぐべきものは受け継ぎ、見直すべきものは見直していくことではないでしょうか。

 

【おわりに】

今日は、教育勅語そのものを無批判に復活させるというより、そこに含まれる修身や公共心の要素を、現代の教育や地域社会にどう活かせるかについて書きました。

この意見には賛否があると思います。

ただ、教育勅語を単純に善悪で切り分けるのではなく、歴史的経緯を踏まえたうえで、そこに含まれる修身や公共心の要素を考えるきっかけになればと思っています。

そして、これからの日本をより豊かにするためにどうすればよいか考えていただけたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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