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今日からは、9月25日から10月2日にかけて行われた『令和6年度決算審査特別委員会』の報告をいたします。
・・・と、その前に、令和6年度の予算については、江東区ホームページの『令和6年度当初予算』に記載してありますので、ご一読いただけたら幸いです。
“そんなの読む時間ないよ”という方は、簡単に令和6年度予算について記載しますので、ご理解の上、決算審査報告をお読みいただけたら幸いです(区のHPで確認いただいた方は次の項目は飛ばしてお読みください)。
では、行ってみよー!
【令和6年度予算】
令和6年度予算は、誰もが笑顔で活躍できるまちづくりを進め、江東区の未来の礎となる予算「みんなの笑顔が未来へと輝く 新たなフェーズに向かって」として編成されました。
具体的には、3つの方針を掲げ予算編成を進めていました。
(1)少子化対策・子育て施策の更なる充実や多様性を尊重した包摂社会の実現、高齢者施策の取組みを加速させ、ICTの利活用を通じた区民サービスの向上や行財政運営の効率化など、職員の創意工夫を発揮し、誰もがより健康で活躍できる社会を実現する施策を展開していく。
(2)既存事業のこれまでの実績や課題を分析し、積極的に事業の見直しや再構築を実施し、スクラップアンドビルドによる効果的な施策展開の財源確保に努めていく。
(3)「江東区行財政改革計画」の着実な推進はもとより、経費節減の徹底だけでなく、新たな歳入確保策を推進し、健全で持続可能な財政基盤を構築していく。
「一般会計」の予算額は2,543億4,900万円、「国民健康保険会計」の予算額は489億6,200万円、「介護保険会計」の予算額は405億1,300万円「後期高齢者医療会計」の予算額は128億4,600万円で、いずれも6年連続の増加で最大規模となっています。
【決算を質問するにあたり意識した部分】
このように、令和6年度は、「誰もがより健康で活躍できる社会の実現」「効果的な施策展開の財源確保」「健全で持続可能な財政基盤を構築」を意識して予算を組み立てたとのことで、決算はそれがどれだけ実現できているかに注目して決算の質問を組み立てました。
同時に、福祉分野の専門職としては、来年度策定される「第2期江東区地域福祉計画」を視野に入れ、何を取り上げるか、どのような切り口で取り上げるかについて考えました。
私自身、本当にまだまだ議員活動が不慣れだなぁと感じる部分は、決算の質疑に取り組み始めたのは7月だったのですが、3ヶ月近くも準備に時間がかかっているということです。
長期計画を熟読して、その上で地域福祉計画を読みつつ現在の第2期計画策定の推進会議事録を読んでいたりしながら、計画と事業の整合性を確認しつつ、疑問に感じる事業については先輩議員に教えを請うたり、所管課長に都度しつこく事業内容の詳細確認を取っていたりしたので、思いっきり時間がかかってしまったわけです。
ベテラン議員さんだったら、時代の変革を理解した上で長期計画なども腑に落ちていると思うのですが、まだまだペーぺーのワタクシは、時間がかかってもひたすら調べるしかないわけで。
こういう時、1期目の辛さを実感します(調べること自体は楽しいのですけどね)。
そんなわけで、時間はかかったものの、私は効果的な施策展開という部分に注目し、「既存事業の見直し」「効果的な施策展開」に視点を置き、総務・民生・土木の3分野で質問をすることにしました。
次回以降、詳細について(質問のポイントと落としどころや所管課長とのやり取りテキスト)アップしていきますが、今回の決算でも総じて感じていることは、「本区の職員の方々(少なくとも課長)は、皆さん真摯に区政と向き合っている」ということです。
昨今、行政のミスや不手際をことさら大きく取り上げてバズる姿をちょくちょく見かけますが、本区においては、少なくとも区政に対する姿勢については、どの課長もプライドを持って取り組んでおり、丁寧に説明をされる他、こちらの提案や意見にも前向きに受け入れてくださっています。
そのため、次回以降で書いている内容についても「前向きなやり取り」として捉えていただきつつお読みいただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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