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今回は前回に引き続き、補正予算で行った4つの事業に対しての質疑の後半部分を報告いたします。
前回はうっかりダラダラと書いてしまったため、今回はあまり文字数を嵩ませないよう気を付けてまとめていきたいと思います。
【介護・障害福祉サービス従業者確保への支援】
補正予算3つ目の質問は『福祉人材確保のための支援』についてです。
この事業は、人材確保に費やした費用のうち20万円を上限として法人単位で支給しますよ、というものであり、人材確保が喫緊の課題となっている福祉人材にとってはとてもありがたい事業だと評価しています。
同時に、この事業効果を最大限発揮するため、穴の開いたバケツにいくら水を入れても溜まらない事態にならないよう、入口の人材確保支援だけでなく、介護職員が働きやすい環境整備(離職防止支援)についても、介護事業所に伴走してほしいという願いを込めて質問をしました。
以下がやり取りです☆
続いて、『介護・障害福祉サービス従業者確保への支援』について質問いたします。
今回、人材確保に年々深刻度を増している介護・障害福祉サービス事業者の現状を反映した本事業を高く評価いたします。
同時に、本事業が一時的な人材確保に寄与するだけでなく、更なる本区の福祉分野の人材定着と質の向上に向けたきっかけに発展してほしいと願い、質問をいたします。
①まず、本事業への取り組みに至った経緯を教えてください。
→区が令和4年度に実施した調査において、約6割の介護事業所が過去にサービス提供を断った経験があり、理由として「職員不足」を挙げた割合が4割強と最も高くなった。また、今後の事業展開について「縮小・廃止」と回答した理由で、「人材確保が困難であるため」が最も多かった。本区でも介護人材不足が深刻な状況にあると認識した。
このような状況をふまえ、まず、「人材確保」に目的を絞り、事業者の意見も聞きながら、事業化に至った。
②続いて、本事業を行うことで行政が期待している効果と評価方法を教えてください。
→採用活動に費用をかけること自体が難しいという話も聞く。ぜひ積極的かつ柔軟な採用活動を実施していただきたい。アウトカムは、新規採用者数。事業との因果関係を明らかにするのは難しいかもしれないが、アンケート調査で評価する。
③最後に、本事業を行うことで介護事業者に期待する事を教えてください。
→今回の事業で区は採用活動を支援する。事業者は、確保した人材の指導・育成を通じて、定着につなげていただきたい。
(要望)
本年度予算の重点的な取組みの一つに「包摂社会の実現・高齢者施策の取組み」が入っておりますが、福祉サービス充実の土台は、そこで働く人材の確保と質の向上だと感じております。
その視点から、今回の介護従業者確保に向け経費の一部を補助していただけることは、現場にとって、行政も共に人材確保・育成に取り組んでいただけることを実感でき、地域福祉力向上に対しての意欲を更に高めるのではないかと期待しております。
今後も生産年齢人口の減少や他産業の待遇向上に伴い、福祉分野の人材確保は困難な状況が続きますが、高齢者・障がいのある方も本区で安心して毎日の生活を送る環境を維持するため、これからも現場の声を丁寧に聴きながら、行政と現場が、共に福祉の質の向上と働きやすい環境整備を進めていただくことを強く要望し、この質問を終わります。
【物価高騰重点支援給付金の支給】
最後は、上記事業について質問しました。
この事業は今年4月に新たに新設された部署での事業となり、今回はとても頑張っておられる様子を知っていたので、ぜひ、区民の方々にも知ってもらいたいという、なんとも個人的な独断と偏見で質問を作りました。
質問は給付金支給の迅速かつ的確な対応に向け、本区としてどのような工夫をしているのかを問うているものですので、ご一読願います。
それでは、行ってみよーーー☆
最後に、『物価高騰重点支援給付金の支給』について質問いたします。
今回の取組みは、令和6年に新たに対象となった方に対して行われる事業であり、今回の給付金は、これまで対象でなかった方が多いため、これで給付金の支給が概ね行きわたるとうかがっています。
今回は、円滑な給付を期待して質問をいたします。
①まず、今回の支給について、具体的なスケジュールと周知方法について教えてください。
➤スケジュールですが、非課税等の方については、7月5日以降順次、対象者への案内発送、7月下旬に給付開始を予定している。また、定額減税しきれない方については、7月10日以降順次、対象者への案内発送、7月下旬に給付開始を予定している。一方、申請期間はいずれも9月30までを予定している。
次に、周知については、区報、HP、SNS、掲示板への掲載を予定している。時期としては、開始直後の7月下旬と終了間際の9月下旬にかけて徹底した周知を予定している。
②続いて、申請方法について、工夫していることがありましたら教えてください。
➤プッシュ型や今回導入するオンライン申請により、これまで以上に申請しやすくなると考えているが、申請後も間違いなく申請が完了できたか心配される方もおられると思う。その場合、専用サイトからログインすることで申請状況の確認ができる。申請状況が確認できるQRコードやログインID、パスワードについては、個別のお知らせにて記載する。また、申請することが難しい一部の高齢者・障がい者に対しては、介護・障がい事業者への周知と気になる利用者がいた場合のフォローをお願いすることで、申請漏れを防いでいく。この他、一度申請した方が書類に不備があったため申請保留となっている方のうち、期限間近になっても申請が完了していない場合には、個別に通知し、申請を促していく。
③最後に、今回の申請に伴い問い合わせ体制について教えてください。
➤現行の非課税等の方に対する給付金と同様に、コールセンターと庁舎8階で対応する。問い合わせが最も多くなると想定される7月には区の担当者も含め、35人で対応する。
なお、新たに非課税等になった方への給付金と定額減税しきれない方への調整給付については、それぞれの問い合わせに的確に対応するため、問合せ先の電話番号を変えている。
(要望)
今回の答弁で、本区がこの事業に対し、区民の生活が困ることのないよう丁寧かつ迅速な支援体制で進めていることが分かりました。
これからも、社会状況は大きく変化していくと思いますが、可能な限り、区民に寄り添いながら迅速な対応を期待して、質問を終わります。
ちなみに、上記のやりとりを区議会では記録として残しておりますので、お時間と興味のある方はごご笑覧ください(いや、便宜上書いていますが、本当は見られたくないです!!!)。
【ネットと恋文は夜中に書いてはイケナイ】
ここからは全くの余談なのですが、これを書いている今、日付が変わろうとしている時刻です。
そんなに疲れていない日であれば、夜中の配信も全く問題がないわけですが、今日は午前中は特別委員会の傍聴をしたり、午後から行われる医療・介護・高齢者支援特別委員会の資料を最終読み込みしながら、午後は午後にて特別委員会に副委員長として出席した上で、夕方からは補正予算の報告を作成していたのですが、疲れと『書かなきゃ』という変な義務感から、だんだん精神面がハイテンションになっていくのですよね。
途中で『あ、これ以上続けて書いたらダメなやつだ』と気づいたのですが、明日は明日で障がいの勉強会があるため、その報告で追われることがわかっていたため、どうしてもどうしても今日中に記事を更新したかったのです。
・・・で、書いた報告がこれという体たらくでして(汗)。
いや、(自分で言うのも変ですが)普段日中のワタクシはたぶん恐らく真面目です!!!
これは、夜の魔物が取り付いているに違いありません!!!
だって、既に字数が3,300文字を超えているんだもん!
別に小説家を目指しているわけでもないのに、下手したら短編小説でもかけてしまうのではないかと思うくらいの文字量に、自分でもドン引きしています。
ほら、よく言う『ラブレターとか大切なものは夜に書いてはいけない』というアレ(ラブレターなんて書いたことないからわからないけど)。
あれと似た状況に陥っていることを実感し、『これからはもっと早い時間に報告を書こう』と心に決めたワタクシでした(ギャフン‼)。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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