令和6年度の予算案への質問を決めました

ブログへの訪問をありがとうございます!

本来であれば来年度予算案の詳細を一つひとつこちらにまとめながら事業(案)説明をしたかったのですが、なにぶん、読み込む書類が多過ぎて、ブログに記載する時間が取れませんでした。
ごめんなさい。
ちなみに、単純に厚みにするとこんな感じです。

読み込む資料の量は、なんと8cmです。

予算案を確認するのは初めてなため、真面目なワタクシは読み込みました・・・すべての事業とその詳細を(本当に疲れました!)。

結果、質問したい項目がたくさん出てきてしまい困ったのですが、そもそもの軸が『ひとりで頑張らない地域づくり』なため、今回の予算では、地域のコミュニティ再構築と孤独孤立対策に絞って質問をまとめました。

 

質問はこうして作ります

予算や決算の際に行う質問作成ですが、私は以下のような手順で進めています。

①すべての資料を読む

②行政からの説明を聴く

③自分の軸としているテーマを基に質問する事業を選定

④質問のたたき台をつくる(結構しっかり作ります)

④質問たたき台を基に担当所管課長と意見交換

⑤最終的に質問をまとめて事務局へ通告

 

ちなみに、質問を作成する際に気を付けていることは、『自分の主張をし過ぎない』ということです。

・・・というのも、議員になりたての頃、(今、一緒にひとり会派の部屋にいる)先輩議員に教えていただいた言葉に基づいています。

『区政の知識と理解については行政に勝るものはない。区民や議員がどんなに重要だと思う事業も、結局は行政が執行してくれなければ意味がない。だから、質問の際は、行政が主体的に“できそう”“事業化の必要があるな”と思ってもらえるような質問の仕方をしなければダメだよ』

この言葉を聞いた時、私の中では“あ、子育てと同じだ”と思いました。

結局は、執行する行政が、『この視点は必要だな』と気づいてもらわないと実現には結びつかないし、必要以上に行政を追い詰めると恐怖心が芽生えてしまい、実務に就く行政の方々の意欲を削いでしまっては元も子もありません。

どうせ質問や提案をするなら、おたがいにとって実のある内容にしたい。

そういう想いで、予算決算の質問を作成する際は、担当所管との意見交換に重きを置いています。

・・・とはいえ、相手の意欲やモチベーションを引き出す質問の仕方は難しく、『まだまだ未熟だなぁ~』と反省しつつ、頭を悩ませながら質問内容を考えています。

 

ちなみに、質問たたき台をつくる際は、江東区の現状や具体的な区民の声を載せるように気を付けています。

これは言わずもがな・・・ですが、議員は区民の代表であるからこそ、区民の声を議会で届けることは大きな役割の一つだと思うからです。

 

また質問する内容については、その全てを事前に所管課長に伝えています

それに対しては賛否あるかと思いますが、私は、予算委員会がインターネット上に掲載される以上、事前に所管課長に質問内容を伝えないことは、行政の顔を潰すことに繋がると思っているからです。

また、事前に質問と意図を伝えておいた方が的確に回答をもらえるので、そういう意味でも事前の意見交換と質問内容の伝達を、自分の中で必須と課しています。

そのため、もしかしたら質疑の様子が出来レースのように見えるかもしれませんが、それ以前のやり取りでは結構なすり合わせを行っていますので、信用していただけたらと思います。

 

今回は3つの部門で質問!

そんなこんなで出来上がった予算案に対しての質問ですが、『総務費・民生費・土木費』の3つに絞り行うことにしました。

詳細については、月曜日火曜日で最終打ち合わせを行うため、確定後、ご報告いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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