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本日は、朝9時から来年度予算についてのレクチャーを受けたため、それを踏まえて改めて来年度の予算について書いていきたいと思います。
本日は、来年度予算の大枠部分です。
江東区長期計画から
令和6年度は、「江東区長期計画」における前期期間の最終年度となる節目の一年ですが、改めて長期計画に記載されている『重要課題と7つの重点プロジェクト』を挙げます。
わかるようなわからいような文言ですが、とにもかくにも上記を基に時代に合った施策(予算含む)の妥当性を確認していくわけです。
過去最大の予算規模!
来年度の予算規模については、予算(案)概要に掲載されています。
国民健康保険会計は若干前年度より下がっているものの、他は全て増加しており、合計では190億500万円の増加となっています。
資料には、令和元年からの予算規模推移が掲載されていますが、年々上昇しており来年度は6年連続増加であり過去最大の予算規模となっています。
まぁ、人口増加を考えれば当然と言えば当然かもしれませんが、大切なことは『求められている施策に必要な予算をかけているか』ということです。
ちゃんと声は届いています
そして、予算額を踏まえて理解していただきたいのが、江東区の令和6年度予算の視点です。
「みんなの笑顔が未来へと輝く 新たなフェーズに向かって」
激動の世の中で、⻑期計画(後期)の策定・開始に向けて、前例にとらわれず、防災・地域活性化、⼦育て・教育⽀援、⾼齢・障害者福祉など様々な取組みをさらに加速させ、誰もが笑顔で活躍できるまちづくりを進め、江東区の未来の礎となる予算令和6年度江東区予算(案)概要P1より
これを踏まえて、令和6年度の重点的な取り組みは下記の3つです。
1.防災力強化・地域活性化への取組み(15億6200万円)
2.子育て・教育支援の充実(106億7000万円)
3.包摂社会の実現・高齢者施策の取組み(67億8000万円)
私、この重点的取り組みを読んだ時、鳥肌が立ちました。
…というのも、下記の図にありますが、2024年1月4日に発信された『第26回江東区政世論調査』の『区民の意向』を最大限取り入れた予算案になっているのです。
今までの予算はどうかわかりませんが、この部分はとても評価しており、江東区の行政の方々の優秀さと区長の『区民目線の実現力』に感動しました。
区民の皆さまにとっては区政がどの程度の距離感にあるのかはわかりませんが、少なくとも今の江東区は“区民の想いに耳を傾け、区民とともに遂行していこう”という気概が感じられます。
今までとの違いは?
来年度の予算について、今年度とはこのような変化があります。
◆新たな取組事業:99件(29億7000万円)
◆拡大される事業:78件(148億6600万円)
◆見直し事務事業:19件(2億100万円)
ちなみに、区民一人当たりの予算額としては、471,796円となっています。
内訳としては下記の図のとおりで、各事業の妥当性を検討する際に参考になると考えています。
余談です
こんなことを書いていると『なんだよ、加藤は行政のおべっかつかいか』と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
実際に(私の知る限りでは)大多数の江東区職員さんは、ご自身の担当に責任を持って遂行されていますし、大多数の各所管課長は、疑問があればすぐに確認して丁寧に説明をしてくれます。
(その時の様子をみる限り)上から言われて仕方なくやっているという感はなく、過去のデータを持ち寄りながら自分の言葉で説明する姿をみていると、『単なる批判家になるのではなく、行政と一緒に最善を考えられる議員でいたいな』と思うわけです(批判のみのやり取りは相手を委縮させるだけであり、百害あって一利なしと考えています)。
頑張っている人に一方的な批判的態度は失礼なわけで、真剣に自身の所管施策に向き合っている職員さんとは、質問や意見交換を重ねながらブラッシュアップしていき、区民の皆さまに『住んでよかった江東区』を実感していただけると良いな、と感じています。
実際、たくさんの気づきや学びをいただいています。
逆に、ごく少数ですが、自身の所管に本気で向き合っていない所管課長もおりますが…たとえ専門分野だったとしても、そういう方は恐らく、担当所管との相性が悪いだけと考えスルーすることにしています(やり取りをしていて腹が立つため無関心を決め込む)。
昨春以降、たくさんの職員の方々と接する中で徐々に見えてくるものがありますが、悪いところを探して文句を言うより、良いところやいただいた学びに感謝しながら、お互いの立場から江東区の最善をすり合わせていきたいと思います。
次回以降は、具体的な事業に対して見解を含めながら更新していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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