横展開してほしい事業②(前編)

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今日は、『新事業+現在ある事業の横展開』について書きます。

私は、現在江東区で生活している『すべての人』が安心して毎日の生活を送ることができるような仕組みを、人的にも財政的にも余裕のある今のうちから考え整備しておくことが何よりも重要だと感じています。

また同時に、これから高齢化はますます進み生産年齢人口が減少することは確定しているため、最小の予算で最大の効果を得られるような…グ○コの『一粒で二度おいしい』のような相乗効果を得られるような仕組みを考え実行する必要があると思うのです。

いわゆる『三方よし』ですね。

…と、前置きが長くなりましたが、今回の提案は『行政が個人に対して支援を行う』というものではなく、むしろ、『お互いさま仕組み化のためにどう行政が後方支援するか』の提案なため、現状とこれからの状況を加味してお読みいただけたらと思います。

あ、いつも書いていますが、これからの社会は高齢者が増え続け生産年齢人口が減ることから、行政が個人を救済するという範囲は狭まっていく事を踏まえ、『いかに個々に合った距離感で地域と緩く繋がり、希望するときに助け合える体制を持つか?』の視点で書いています。

 

江東区にいる『すべてのおひとり様』が安心できる環境づくりを

まず初めに、私が4年間で掲げていることは『ひとりで頑張らない地域づくり』です。

いわゆるおひとり様に対する支援を中心に、今ある地域のコミュニティを最大限活用しながら、希望する人が今の時代に合った『緩いつながり』を持てる仕組みづくりを具体的には掲げています。

そんな中、12月の地域活動団体の連絡会で、『安心通知サービス事業』を行っているNPO法人エンリッチの代表である紺野さんにLINEをつかった安否確認サービスについて話をうかがいました。

この事業は、弟さん(51歳)の孤独死がきっかけでつくられたサービスであり、内閣府の『孤独・孤立対策に取り組む団体』にも選定されています。

江東区のおひとりさま(孤独死)による統計は以前のブログでも取り上げましたが、日本全体でも喫緊の課題であり、早期に取り組む必要のある重要課題です。

紺野さんから話を聴き、今の江東区の高齢者見守り事業や地域活動事業(町会自治会を含)を横展開して希望するすべての世代が対応できるようにしながら安心通知サービスを導入することができれば、江東区で生活されるおひとり様はもちろん、地域コミュニティの再構築にも寄与できるのではないかと考えました。

 

具体的なサービスは、図でみてもらった方が分かりやすいかと思います。

この仕組みのポイントは『管理者および追加管理者』の存在です。

年々、家族員数が縮小してる中、管理者(追加管理者)は必ずしも家族でいることは困難な人が増えるだろうと考えました。

これを、年々加入率が低下している町会自治会とうまくかけ合わせることができれば、『地域で緩やかなつながりがつくれるのではないか』ということ、そして、地域で緩くつながることができれば、防犯対策や治安維持はもちろんのこと、防災対策にも効果は発揮できるのではないかと考えたのです。

 

ここまでで大分長くなってしまったので、続きは後編に記載します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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