『つなげて広げる』視点について①

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9月より、ぶ厚ーい資料とにらめっこしながら、江東区の全事業を調べつつ横展開できる事業を洗い出していました。

今日は、(自分の頭の整理も含めて)つながりづくりに活かせそうな事業を挙げながら、『オール江東』に向けて考えたいと思います。

 

多所管で関われそうな事業について

現在、江東区にはたくさんの事業がありますが、区内の団体や企業が関わっている事業や、区民等が関わることでもっと発展しそうな事業を洗い出してみました。

(江東区に限らずですが)ゼロから新たな事業を生み出すことは、人材確保の側面からも非常にハードルが高いと聞いています。

一方で、区民やとつながり実施している既存の事業であれば、それを単独の所管だけでなく横展開しながら、多所管が連携を取りながら地域が緩く繋がることのできるスタイルなら、それほど行政の抵抗なく実施できるのではないかと考えています。

とはいえ、上記の事業すべてが横展開できるわけではなく、現在グチャグチャと図にまとめながら事業を精査中です。

 

つながることのメリットは何?

ここで何度も書いているように、江東区は『おひとり様』の多い地域です。

また、災害時の被害リスクが高い地域でもあります。

そういう意味でも、江東区は『そこに住んでいる人が緩くつながり、困ったときに“おたがいさま”を言い合える関係づくり』に今から取りかかることが肝要だと私は考えています。

これが実現すれば、災害時の協力対策はもちろん、日々の生活でも“困ったときは地域に頼れる”という安心感を得ることができます。

 

人口減少や少子超高齢化は、これからますます加速します。

江東区は人口増加が続いていますが、地方の財政が苦しくなると都区財政調整算定(普通交付金)も減る恐れがある他、箱物の多い地域なため修繕費などの確保は必須で、決して財政に余裕があるわけではありません。

だからこそ、今のうちから行政だけに頼らない地域づくりに着手することが必要で、そのために既存の事業を最大限活かしつつ江東区にとってどのような施策が有効か、そしてなにより、地域の方々をエンパワメントできるかを考えながら、事業を再検討することが重要だと私は考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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