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今日は子どもの日ですね。
私には3人の子ども(一人は成人しましたが)がいますが、今日は、社会で重要課題にもなっている『子どもの居場所』から、地域活動団体と行政の関係について感じていることを書きます。
大人の善かれは子どもの迷惑
子どもの日を前に、木場プレーパークぼうけん隊さん主催の『地域での子どもの居場所作りを考える、映画上映会&西野さんトークショー』に参加しました。
これです↓
ちなみに、『木場プレーパークぼうけん隊』は、16年前から子どもが思い切り遊べる環境づくりに尽力されており、江東区にとって大切な居場所のひとつとなっています。
また、トークショーで話をされた西野博之さんは、川崎市の『子ども夢パーク』という子どもの居場所づくりを公設民営で運営しており、ご本人は37年間も子ども支援に尽力されています。
西野さんのお話の中で一番衝撃的だったのは、『大人の善かれは子どもの迷惑』という言葉。
ドキッとしました。
子どもに大人ができるのは、子ども達が様々な経験を積む中で自分なりの答えを見つけるプロセスを見守り、『きっと大丈夫』を届けること、子どもが『今楽しい』と思えることをどれだけ自由にやらせられるかだということだという話を聴き、“あぁ、その通りだなぁ”と思いました。
※とはいえ、既存の学校教育を否定するのではありません。これからの時代は、学校という居場所以外にも多様な居場所をつくることが大切であり、そのためのポイントとして『子どもの力を信じて見守る』があると考えています。
大人は子どもの存在を認め、彼らの持っている力を信じること。
一人ひとりの背景やニーズに合わせた多様な学びと意欲を引き出すために大人や社会は何ができるか?
学校という画一的な仕組みだけではなく、多様な選択肢を子どもが持つことができる社会になってきたからこそ、これからの子どもの居場所について、江東区として何ができるかを考え行動したいと思いました。
大切なのは『エンパワメント』すること
※エンパワメント:持っている力を最大限発揮すること。
地域活動をする中で出逢った方々はたくさんいますが、木場プレーパークぼうけん隊の皆さんは、長年地域で子どもの居場所と存分に遊べる環境づくりに尽力されています。
私が今回、区議会議員になろうと決意したきっかけの一つには、こういう地域のために尽力している団体をあまりにも行政が関わりを持とうとしない現状に憤りを感じたことがあります。
『人情のまち』だとか『共に生きる共生社会』とかステキな言葉を重ねて区政の事業計画を進めているのに、一番身近な住民の善意を知ろうとせず、その善意に無関心な行政が『人に優しいまちづくり』を進めることはできるわけがない。
活動団体の立ち上げは比較的簡単にできるけど、続けることの大変さを知っているだけに、こういう長年地域福祉に取り組んでいる地域活動団体の善意や活動に無関心でいる環境をどうにかしたい、頑張っている人にはきちんと光を当て、区民の善意には行政がきちんと後方支援する体制をつくりたい。
それができて、地域活動団体・ボランティア団体は善意を広げる活動を思う存分行うことができ、善意や優しさの伝播で『人に優しいまちづくり』は実現できる。
そのことを実感すると共に、改めて自分にできることを整理し、一つひとつ実践していくと誓いました。
こういうのを発信するのがいいですね
まつさま
コメントをありがとうございます^^
自身の考えや取り組みをお伝えさせていただく場としてブログを活用していますが、皆さまがコメントでご意見をいただけましたら幸いです。
みんなで考えながら「もっとよくなる江東区」を実現していきましょう!