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今回は、これからの江東区を考えるにあたり、人とのつながりという視点から江東区の状況について書きます。
江東区の人口と世帯状況の変化について
まずは、江東区の人口と世帯状況についてです。
1960年は31万9905人だった人口は、2022年8月1日時点で53万人を突破するほど増えています。
また、青ラインの人口総数とオレンジラインの差が年々縮まっています。
これは、『一つの世帯人数が少なくなっているよ』という現れです。
1つの家庭に何人で住んでいるかについての変化を表にするとこんな感じです。
1960年には1つの世帯平均人数は3.75人だったのですが、2022年には1.90人まで減っています。
つまり、家族という一番小さいコミュニティが縮小していると共に、1人暮らしが増えている状況を現しています。
町会・自治会のコミュニティについて
次に、皆さんが住んでいる地域単位で存在している『町会・自治会』の状況をみてみます。
なぜ、ここで町会自治会の加入率を記すかというと、区民が地域でコミュニティに関わろうと考えた際、行政と連携してして機能しているのが町会・自治会だからです。
町会・自治会は、世帯単位で加入しているのですが、2002年には加入率が70%近くあったものの、近年では 60%を下回っています。
江東区の人口は急増し1世帯の人数も小さくなっているものの、町会・自治会加入率は低下しているという状況です。
ちなみに江東区は、町会・自治会への加入率低下の要因について、
①核家族化の進行
②価値観の多様化
③首都圏における人口の流出入の激しさ
④南部地域の大規模マンション建設を主とする総世帯数の増加
を挙げています。
地域の中でどうつながっているの???
これらの状況から考えたことは、『江東区の皆さんは、地域でつながりをどう創っているのだろうか?』ということです。
恐らく、お子さんのおられる方々はお子さんを通じたコミュニティがあるでしょうし、幼少期から江東区に住んでいる方は、学生時代に築いたコミュニティがあると思うのですが、成人してから江東区に転居された方…特に、1人暮らしの方などは、どこのコミュニティで、どのように所属しているのかが気になるところです。
次回は、そのあたりについて深堀りしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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